2014年8月13日水曜日

おっちょこちょい

6月上旬にアメリカに渡ってから2ヶ月あまりが経った。この2ヶ月間で自分について改めて思った事がある、それは自分が思っている以上に抜けているという事だ。いわゆるおっちょこちょいというやつだ。
今日自分はSCのGreenvilleからNYに飛行機で向かうのだが、自分のとったチケットが昨日のフライトだった事に当日ホテルを出る時に気付いたのである。急いで当日瓶便のチケットを予約したので、なんとか本日中にはNYにつける事になった。この記事はその飛行機までの待ち時間で書いている。アメリカに来てから自分が思っているより抜けていて、しっかりしていないという事に気付く機会が多々あった。ジェットコースターに乗って2万もするサングラスを落としたり、スーツケースを無理矢理締めようとして一度も着ていないジャケットに穴をあけたり。これらは最近の事で覚えているが、それ以外にも色々あったと思う。これらは根本的に自分がおっちょこちょいであるということで、もっとしっかりとした人間にならないと行けないと考えさせられた。それとは別に友達とガソリンスタンドに給油しにいったときのことである。友達はコンビニに入り、自分が給油を行う事になった。支払いの方法も給油の方法も分からず、自分はあたふたしていた。このとき初めて自分はちょっとヤバいなと思った。なぜ今までそこまで気付かなかったかというと、自分は常に周りの人間に頼ってきたらだと思った。何か分からない事があれば聞けば良いし、自分がやらなくても誰かがやってくれる。ガソリンを入れられないでぼーと立っている自分を見て凄くやるせない気持ちになった。これは今回の飛行機の話にも繋がっており、自分で確認をしていれば起きなかった問題である。振り返ってみれば自分は分からない事は全て人に聞いて解決していた。2ヶ月間のサマースクールの間も日本人がいたからなんとかやって行けていたのだ。基本的な事ではあるが今後日本人のいない学校でしっかりとした生活を送るには本当の意味で自立しないと行けないという事に気付かされた。このまま社会人になっていたらと考えると鳥肌が立ってくる。
それに付随して先を見越す力も足りないという事に気付いた。選択を迫られた状況でどの選択をしたら今後をより効率よく過ごす事が出来るかを見透かす力である。自分は圧倒的にこの力がかけている、なぜなら今まで選択を避けてきたからだ。選択して失敗する事でこの能力が養われていくにも関わらず、それを経験してこなかった。Greenvilleまで8時間かけて一人で車で戻っている時、カードでの支払いが機械で出来なかったため店内の人にお願いした。その際に事前支払いしか出来ないと言われ、40ドルか45ドルどちらが良いかをたずねられた。40ドルを選択すれば、満タンに近くドルを余らす事は無い、45ドルを選択すれば必ず満タンになるが少しドルを無駄にする可能性がある。自分は40ドルを選択したが、支払いの直前で一応!とおもい45ドルに変更をしたのだ。結果は40.3ドルでガソリンは満タンになった。40ドルを選択して入れば最前の選択であったのに、保険をかけて45ドルに変更した事により5ドルの損失を出したのである。もし40ドルを選択して足りなかったらまた給油しにいけば良いだけの話であったのに。ガソリンスタンドの話ばかりで何を言っているのか分からなくなってきたが、つまりは自分について改めて2つ気付いた事がある。一つ目は、しっかりさが足りなくどこか抜けている。人に頼らず自分で独立した人間にならなければ行けないという事。二つ目は先を見越し選択する能力が欠けているという事。これからの新しい生活でどんどん失敗を重ねて自分を磨いていかないと行けない。失敗は成功のもとという言葉はあながち間違っていなかった(少し意味合いが違うかもしれないが)と思った。ある友達が「人間は傷を負って強くなる」と、つい今朝言っていたが、本当にそうだなと思う。

今この記事を書いているタイミングで学校から、自分の登録が終わっていないとのメールが入った。なんだか立て続けにこういう事が起きるという事は、自分にとってのターニングポイントなのかもしれない。

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