2014年8月11日月曜日

Manhattan Collegeに決めた理由

前の記事で書いたが自分は今秋からManhattan Collegeという大学のBusiness Managementに編入する。
今回は留学を決意してから、この学校を選ぶまでをもう一度振り返ってみたい。
Manhattan CollegeはNYのBronxにある小さな四年制のリベラルアーツカレッジである。多くの人はリベラルアーツカレッジの存在をあまり知らないかもしれない。リベラルアーツカレッジとは「リベラル・アーツ・カレッジLiberal arts college、LAC)は、アメリカ合衆国において人文科学自然科学社会科学及び学際分野に渡る学術の基礎的な教育研究を行う四年制大学(主に学士課程)。全寮制少人数教育を特徴とする。ほとんどの場合、大学院を持たず、教授学部学生の教育に専念する。」wikipediaより引用、こんな感じの大学の事をさすのである。つまりはMajorの科目とそれ以外にも一般教養科目が多く設置されているのだ。少人数制のため教授との距離が近く、また教授も教育熱心な場合が多いと言われている。

まずはじめにどこに留学するかを考えたが、自分はアメリカしか考えていなかった。アメリカは衰退していくだの、アジアがくるだの聞いたとことはあったがまだアメリカだろ!という考えだったのだ。これは大は小を兼ねる的な考えで、英語も出来るようになるしとりあえずまずアメリカに行っておくべきだと考えた。
その後に何で留学しようと考えた時、頭に浮かんだのはMBAだった。将来ビジネスの役に立つし、という曖昧な考えだったが情報収集を始めた。色々な人に話を聞くと、MBAは実学のため職務経験を積んでから行った方が意味が大きいのでは無いかという事を多くの人が言っていた。またMBAは資格のようなもので、優秀な大学のMBAに行く事がかなり重要であるという事も知った。しかし、優秀な大学のMBAは入学の際に必要なGPAが高く、最低でも3.7程必要なのに対して自分は2.98(当時)という数値をたたき出していた。この時点で自分の頭の中でMBAという選択肢は薄れていった。
次に考えたのが、MBA以外の大学院入学だった。ただ自分にはこれといって勉強したいと思う分野が無く、経済、政治等の教科書を読んでみてがやはりどれもピンとこなかった。
この頃から自分はある留学カウンセリング会社に通っていて、そこでリベラルアーツカレッジの存在を初めて知った。色々な科目が勉強できて、なおかつ少人数制で勉強の環境も整っていると聞き、何も知識が無い今の自分がまず留学するには良いのではないかと考え始めた。後から分かった事だが、このカウンセリング会社はクライアントの大半をリベラルアーツカレッジに送り出している。これがどういう意味かは、自分が実際に経験して確かめるしか無い。しかし、この時点でリベラルアーツカレッジへの進学をほぼ決めた自分は、学校のリサーチに取りかかり始めた。リベラルアーツカレッジの大半はアメリカの田舎に位置しており、勉強に適した環境が整っている。しかし自分はどうしても田舎に行きたくなかったので、都心(NYC, Boston)に近い大学を探した。その中の候補の一つがManhattan Collegeだった。Manhattan Collegeは NYCから30分ほどの場所に位置しており、平日は勉強に集中し、週末は街に出かける事も出来るという自分にとっては最高のロケーションだった。都心を選んだ理由はアメリカを選んだ理由と同じで、都心に行っといた方が何かしら良いでしょ!というものだった。単に都会の方が好きというのも勿論あった。という訳でこの学校に出願を行い、合格通知をもらった。
学部は今後のMBA進学を考えたのと、将来必ず必要であるためBusinessにした。先程も述べたがリベラルアーツカレッジは一般教養が多いのでこれ以外の事も多く学べるので安心して学部を選択する事が出来た。当初は2年で卒業する予定であったが、学部を政治学からBusinessに変えたため移行できる単位は少なく、卒業まで2年半程かかるかもしれない事が分かった。これはしょうがないとしか言えないので、地道に頑張るしかない。
いつも以上に文章にまとまりが無いように感じるが、このような過程でManhattan Collegeへの編入を決意したのである。


話は全く変わるが今自分はフロリダを旅行中である。カンザスでのサマースクールを終え、大学の入寮までの期間を旅行に当てたのだ。そんな中昨日一人でユニバーサルスタジオに行って気付いたが、アミューズメントパークは一人で行くものではない。序盤は楽しいが、後半は半端ではない虚無感と疲れに襲われる。家族、彼女、友達と行く事を強く勧める。

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